【レビュー】『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(灯火の星)
スマブラSPの遊びは多岐に渡るので、アドベンチャーモードの<灯火の星>についてのみ、レビューします。
光の化身キーラの一撃によって、スマブラSPのファイターたちは全滅。
ただひとり、カービィを除いては。
キーラはすべての生物の身体を奪い、キャラクターたちはスピリッツと呼ばれる思念体となった。
さらにキーラは、ファイターたちの母体から、コピーを大量生産。
その数の力で、世界を征服し、新たなる創世を狙う……。
打倒キーラを目指し、プレイヤーは広大なマップを進みます。マップはすごろくのようになっており、一マスずつ戦って、ファイターやスピリッツを解放してゆきます。
ファイターにはスピリッツを装備させることができ、攻撃力や防御力の強化、特殊能力をつけることなどができます。
スピリッツの数は1299体という、とんでもない数です。参戦ファイターの原作ゲームに登場したキャラクターに加え、過去の任天堂ゲームのキャラクターもスピリッツに入っています。(なんとモグラ~ニャも!)
なつかしのゲームのキャラクターを仲間にできるのは、非常に感慨深いです。
マップも様々な工夫が凝らされており、原作ゲームをモチーフにしたものも多数登場します。
ドンキーコング風のマップや、カービィのグルメレース、ストリートファイターのワールドマップなどもあります。
いずれもなつかしく、関連するスピリッツをゲットできると、純粋な喜びがありました。
システム的には、たくさんのキャラクターを扱うスマホゲームの仕組みが取り入れられているのだと思います。ですが、システムにノスタルジー(プレイヤーの思い出)が、きちんと含まれているので、新鮮さと郷愁が入り混じる、奇妙とも言えるおもしろさを体験することができました。
ラストまでの道のりは長いですが、エンディングまでのプレイをおすすめします。
やっぱり、最後は感動しますよ。
クリア時間 22時間