【レビュー】『ゼノブレイド2 黄金の国イーラ』
『ゼノブレイド2』の追加コンテンツですが、パッケージ版もあります。
ゼノブレイド2本編から時代はさかのぼり、聖杯大戦が起こる少し前から物語ははじまります。天の聖杯であるメツが、世界を焼き尽くすのを防ぐため、主人公たちはメツの討伐に向かいます。
主人公はシンと、シンのドライバーであるラウラです。
舞台は新規マップであるイーラと、グーラになっています。追加コンテンツとは思えないほどのボリュームで、充分に一本のゲームとして成立しています。
戦闘システムも手を加えられており、ブレイドとドライバーを切り替えて戦う形になっています。前衛と後衛を切り替えるときに攻撃が発生したり、後衛でも技を自動で出すなど、手数が増えているため、スピード感のある戦闘となっています。
また、ヒトノワという、ゼノブレイドのキズナグラムを彷彿とさせるシステムがあります。NPCを助けたりして、キズナを深めると、ヒトノワに登録され、人間関係が発展してゆきます。終盤では、このヒトノワのレベルをある程度まで高める必要性があります。
ゼノブレイド2本編をやっていればわかるのですが、イーラは聖杯大戦によって滅びます。ヒトノワを築いたとしても、イーラが滅亡するということに、変化はありません。
つまりプレイヤーは、滅びるとわかっている世界に住む人々を救うために、ゲームをプレイすることになります。
しかし、その行為が決して無駄ではないことは、エンディングまでプレイすればわかると思います。
クリア時間 20時間
やりこみ要素を含めると 40時間